お出かけ andポケモン日記

反田恭平 3夜連続ピアノコンサート<8月30日(火) ドイツ曲>

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3夜連続のコンサートの1日目で明日はフランス 9月1日はロシアに因んだ曲が
演奏される。
2日目 3日目は 即日完売で購入できなかったが 追加コンサートが来週あり 
9日のロシアの演奏を聴く予定だ。


■曲目:<8月30日(火) ドイツ>


J.S.バッハ:パルティータ 第2番 ハ短調 BWV826より「シンフォニア」
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第8番 ハ短調 Op.13「悲愴」
シューベルト:ピアノ・ソナタ 第13番 イ長調 Op.120
リスト:『伝説』より「波の上を渡るパオラの聖フランチェスコ」
シューベルト:4つの即興曲 Op.142 D935 より第2番 変イ長調
シューマン/リスト:献呈

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ピアノは デビューリサイタルの際に使用した ヴィンテージ ニューヨークスタインウェイではないようで またホールの響き等も違い 演奏曲もちがうので 一概には言えないが今回の演奏は 癒しの演奏だった。
前回はクリスタルの玉がきらめきながら 転がっていくような繊細で美しく 
ひきつけられる演奏だった。
今回は 熟成された真珠の玉が深みのある輝きを放ちながらころころと転がっていくような 温かい演奏だった。
上手なマッサージを受けているようで つぼにはまっていく気持ちの良いものだった。
演奏者の顔がよく見える場所の席だったが その表情や息遣いをはっきり感じ取ることができて より楽しめた。

21歳になったばかりの演奏者だが 今回は円熟味も感じられ
本当に恐るべきピアニストだ。
当分 彼から目が離せそうにない。

9日のヴィンテージ ニューヨークスタインウェイでの演奏が待ち遠しい。

ジブリの大博覧会 

~ナウシカから最新作「レッドタートル」まで~

大博覧会というタイトルでかなり期待していたが 激混みで待ち時間が長く 会場もゆっくり見れず 残念。
ジブリ美術館では乗れない猫バスの中に入れたのは良かったが、展示物もいまいち。
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「テレビ朝日・六本木ヒルズ 夏祭り SUMMER STATION」の最中で(28日に終了)マツコロイドとかき氷が残念な気持ちを癒してくれた。

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パッソの中には ちびマツコもいた。
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「とろけるマンゴーみるく」
これだけで かなりの満腹感。
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天才ピアニスト反田恭平 デビューリサイタル!

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ブラボーの声が鳴り響き 感激の拍手がとまらない。

やばい凄い演奏だった。
今までいろいろなピアニストの演奏は聴いてきたが 反田恭平さんの演奏は 別格。
ピアノってこんなに素敵な音だったのかと思うほどのクリアで素晴らしい音だ。

ピアノはホロヴィッツ愛用の20世紀初頭のスタインウェイ。
ホールもいいからより音が素晴らしいのだろうが、名器のピアノに負けていない演奏だった。


21歳の若いピアニストだが 未熟な所がなく 落ち着いていて ピアノを弾き始めると何かに取りつかれたようにピアノと一体になり聴く者を魅了する。
デビューリサイタルの演目も凄い。
後半はリストが4曲続く。
いままで聴いたピアニストのリストの演奏で一番素敵だった。
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技術が半端なく凄い。
超絶技巧
それをさらっと弾く。
座席から鍵盤をたたく様子がよく見える。
力強く繊細で 間の取り方がにくいほどいい。
リストのコンソンレーション「慰め」では美しいピアニッシモで涙を誘う演奏、「イスラメイ」では、凄まじいフォルテシモまでも歌い分け、完璧な演奏だ。

まさに天才現る!!だ。

youtube等で聴いていて 注目していたピアニストだったのでそのデビューリサイタルの場にいれることがもう
盲目のピアニスト辻井伸行さんもそうだったが 人気が出てくると
チケットがなかなかとれない。
チケット代も高額になるからね。


今日のリサイタルは3000円という安値。
アンコールでは 2曲演奏
シューマン=リストの「献呈」でしっとりと演奏。
ビゼー(ボロビッツ編)の「カルメン幻想曲」も演奏。
これアンコールで弾いちゃうんだ

ンコール後も拍手が鳴りやまず 最後はピアノの蓋を閉め、会場の笑いを誘い、これで終了となった。
こんなに高揚感のあるリサイタルはめずらしい。
観衆が一つとなって賛辞。
またピアノ一台の演奏なのにオケで素晴らしい演奏を聞いた後のような充実感もあり、3000円では申し訳ないくらいだ。

リストの再来と言われたラザール、ベルマンさんの演奏を彷彿させる。(生演奏はきいたことがないが、、)
経歴をみたら ラザール、ベルマンさんも反田恭平さんもモスクワ音楽院で学んでいたようだ。
反田恭平さんは、まだ学生のようだが世界的なピアニストになるだろう。




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会場で販売していたCDは、すぐ完売になった。
サインしてもらったが 間近でみる反田恭平さんは、演奏中の何かにとりつかれたような近寄りがたい感じでなく、普通の21歳の青年であった。
雑踏の中にいたら気がつかないかもしれない。
体格も華奢で、どこからあんな迫力のある音が出せるのだろう。
微笑みながらサインする様と演奏中の様とのギャップに驚く。
完璧な演奏であったが 年齢とともに円熟していく演奏を追いかけていきたい。



あまりにも凄い演奏だったので 興奮がとまらず会場を後にした。

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