まだ紅葉には、早かったが 窓ガラスがない車窓から見る渓谷の景色は、綺麗だ。
桜の木もたくさんあったから 春はまたちがう景色が広がるのだろうな~。
ボケボケの写真になってしまった。
まだ紅葉には、早かったが 窓ガラスがない車窓から見る渓谷の景色は、綺麗だ。
桜の木もたくさんあったから 春はまたちがう景色が広がるのだろうな~。
ボケボケの写真になってしまった。
富弘美術館は 草木湖畔にある。
その自然にも癒された。
ずっと気になっていた美術館にやっと行けた。
星野富弘さんの人生がここにあり、長いドキュメンタリー映像を見た感じがした。
『群馬県出身の星野富弘さんは、大学卒業後、県内の中学校で体育教師として活躍していました。
しかし、36歳のとき、新体操のクラブ活動で鉄棒の指導中、不慮の事故により頸椎を損傷し、首から下の一切が動かなくなってしまいました。
そして、病院に入院中、富弘さんは絵や詩を書くようになります。
手の動かない富弘さんは、筆を口にくわえて作品を創作するようになりました。』
詩の美術館といえば、『相田みつを美術館』に何度かいって心が洗われる思いがしたが、富弘美術館は 温かさや 生きる希望をもらえる気がする。
教訓めいたものではなく 富弘さんの血や肉、骨までもが何かを訴えているようだ。
この作品を観たとき 胸が詰まる思いだった。
盲目のピアニスト 辻井伸行さんが目が見えたら 一番見たいものを尋ねられた時、「お父さん、おかあさんの顔を見てみたい。」と答えた。
富弘さんも動かない手が動かせたら、「母の肩をたたきたい」という。
肉親への愛情に勝るものはないのだろうか。
五体満足だと謙虚な心が欠けていくのだろうか。
そんなことを考えてみていたら 本当の幸せは何なのだろうかと考えさせられた。
『カリギュラ』
“不条理の哲学”で知られる、20世紀のフランス文学界を代表するアルベール・カミュ自身が、『異邦人』および『シーシュポスの神話』とともに、“不条理三部作”と位置づけた傑作戯曲のひとつ。
1980年の映画版では、あまりの過激な内容のため、『カリギュラ効果』という言葉まで生み出した、暴君として知られるローマ帝国第3代皇帝カリギュラを題材にした本作。
ジャニーズのライブのような観客。
女子だらけ。
演劇を観に来ているというより 菅田君を見に来ている感じだ。
昨日「観劇マナーが悪すぎて残念すぎ」とネットニュースで報じられていたので心配したが 皆さん マナーよく観覧されていた。
生の菅田君の見るのは初☆
「海月姫」の映画の時の女子に扮した時も思ったが 実物も美しい☆
長セリフが多く、噛んだり 言い直す場面もあり舞台俳優としてはこれからという気がしたが、演技は鬼気迫るものがある。
カリギュラが乗り移ったようだった。
その熱量は 半端なく 感動した!!
これから ますます成長していくのだろうな~ これからの舞台に期待☆☆☆
キャスト 秋山菜津子さん 谷田 歩さん 橋本 淳さん他脇を固めている俳優さん達は みんな上手くて菅田君を盛り上げている。
それから カリギュラに父親を殺されながらも カリギュラを愛するシピオン役の高杉真宙(たかすぎ・まひろ)君が いい☆
菅田君より若い1996年生まれだが これからが楽しみな俳優さんだ。☆☆☆
また顔の小ささが尋常でない☆
最後は 悲惨なエンディングで、暖かい気持ちで劇場を後にという感じではなかったが 本当に一生懸命取り組む姿は 爽快だった。
休憩